須賀啓と現代美術 Suga Kei : 1935 – 2023
1960年代に活動を始めた美術家・須賀啓。
2023年の須賀の没後、padocoは遺族より相談を受け、故人が保管していた美術資料や作家との書簡、そして自身のスケッチブックや創作ノートといった資料を預かり、協議のうえ、国立新美術館が資料の受け入れ先となった。また、資料群の受け入れ、編成記述、資料整理、公開に向けた取り組みにおいては、国立アートリサーチセンター(NCAR)、国立新美術館およびpadocoが共同して実施した。これは、NCARが国立美術館各館と連携して進める、記録資料保存・整理・公開方法の合理化・標準化に関する調査研究の一環である。
本書は、こうした資料群の一部を紹介するものであり、今後の須賀啓という作家の再評価、さらには戦後の現代美術をめぐる調査研究の手がかりとなればさいわいである。
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執筆:伊村靖子
編著:三上豊、細谷修平
装幀:大串辛子
印刷:株式会社グラフィック
企画・発行:一般社団法人戦後芸術資料保存
2026年3月20日発行
非売品(300部)
<目次>
・はじめに
・伊村靖子「須賀啓関係資料から見えること——美術批評から展覧会史を読み解く」
・ポートレート
・略歴・展覧会歴
・アトリエ・自宅
・作品
・スケッチブックから
・1964年からの海外旅行
・1970年万博
・1987年の個展
・作品掲載誌
・残されたエフェメラ
・謝辞
本書は、JSPS 科研費24K03591「1960年代から70年代の日本のグラフィックデザインをめぐる領域横断性の研究」(研究代表者:細谷修平)の研究成果となります。

