須賀啓と現代美術 Suga Kei : 1935 – 2023

 1960年代に活動を始めた美術家・須賀啓。
 2023年の須賀の没後、padocoは遺族より相談を受け、故人が保管していた美術資料や作家との書簡、そして自身のスケッチブックや創作ノートといった資料を預かり、協議のうえ、国立新美術館が資料の受け入れ先となった。また、資料群の受け入れ、編成記述、資料整理、公開に向けた取り組みにおいては、国立アートリサーチセンター(NCAR)、国立新美術館およびpadocoが共同して実施した。これは、NCARが国立美術館各館と連携して進める、記録資料保存・整理・公開方法の合理化・標準化に関する調査研究の一環である。
 本書は、こうした資料群の一部を紹介するものであり、今後の須賀啓という作家の再評価、さらには戦後の現代美術をめぐる調査研究の手がかりとなればさいわいである。

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